コンテンツ販売で商品の成約を取り収入を得る為には、第一に「販売戦略」を練ることが必要です。
たとえ需要があることが分かり切っている王道ジャンルでも、この戦略を練らない、もしくは間違っていると99%商品は売れません。
逆に言えば、事前に正しく戦略を練ってコンテンツ、そしてそれを売る仕組みを作れば、
「売れるに決まっている状態」
でビジネスを行えるのです。
この状態の仕組みを構築すれば、あとはただ単に「メルマガ登録ページ」にアクセスを集めるだけで、自動で商品が売れる状態を実現できます。
それ位、「戦略」は重要だということ。
コンテンツ販売における戦略とは、「以下」のものです。
扱うジャンル(商品)の需要チェック
扱うジャンル(商品)の需要は、必ずチェックしましょう。
例えば、稼ぐ系や悩み解決系(美容など)の場合、明らかに需要が「凄まじく高い」のは明白でしょう。
しかし、それだけでは「自分が売りたい商品」(コンテンツ)が需要がある=売れると決まった訳ではありません。
よくあるパターンが、
「高く需要があるジャンル=競合が強大なので
差別化した商品を作ろう!」
という考えです。
この考え自体は大正解なのですが、差別化した後の需要をチェックしないまま商品や売る仕組みを作成した結果、「蓋を開けてみたら全く売れない」なんてことはあるあるです。
原因は簡単で、差別化しただけでその「差別化後の需要」をチェックしていなかったことです。
差別化する余り、大きく道を逸れてしまえば需要あるジャンルを選択した意味が無いですよね。
なので、必ず「差別化後の需要」をチェックしましょう。
恐らくあなたは、当講座に参加した時点で「ある程度の扱う商品イメージ」が出来ていると思います。
その際は、「自分が扱う商品やそれに関するキーワード」で、一度Google検索してみて下さい。
検索エンジンの需要と世の中の需要は比例するので、ここで狙った検索結果が表示されない、もしくは検索結果やボリュームが少ない場合は、「需要が少ない商品」だと判断できます。
これでは、まともな売り上げは期待できないと思った方が良いです。
Googleで満足な検索結果が出ない場合は、Twitterなどの「SNS」でも検索してみて下さい。
SNSで狙った検索結果(自分の商品を求めそうな人の投稿)が出て居れば、売れる可能性はあります。
とは言え、Googleで検索数が少ない場合は、その商品コンセプトを変えた方が良いと思いますね。
差別化と言うのは、需要あるジャンルで戦う場合の「自分の売り」を変える要素です。
大きく商品自体を変えるのではなく、「何かに特化する」(需要がある範囲で)という意識で行えば、まず外すことはありません。
競合のリサーチ
扱うジャンルや商品の需要を確認したあとは、「競合のリサーチ」を行います。
やり方は、先程と同じく「Google」や「SNS」で検索することです。
Googleの場合、特定のキーワードで検索すれば「あなたのライバルの広告」や「ライバルブログの記事」が表示されます。
これで、超簡単に「競合の売りや実績」などを把握することが出来ます。
SNSでも、検索すれば競合のアカウントや投稿が表示されますから、そこで上記の要素を確認して下さい。
あなたは既に、扱う商品の売りやターゲット、コンセプト、キャッチコピーをある程度はイメージ出来ているかもしれません。
この際、検索結果で仮にあなたと同じ(もしくは似ている)売り、ターゲット、コンセプト、キャッチコピーの競合が1人でも居たとします。
その競合が、あなたよりそのジャンルの実績が高い、もしくは知名度が高い、もしくはその両方だった場合、99%「負け」ます。
つまり、その商品や関連した情報を求めて検索した見込み客は、あなたではなく「その競合」を選択するということ。
これでは商品が売れずコンテンツ販売は失敗に終わるので、扱う商品の売りやターゲット、コンセプト、キャッチコピーを「差別化」する必要があります。
因みに若干高度なテクニックですが、僕の場合は初めに商品を作る際はターゲット、コンセプト、キャッチコピーを数パターン作り、それを全て広告出稿して最もパフォーマンスが良いもの(メルマガ登録獲得単価が安いなど)を採用する方法を使って居ますね。
ターゲット設定
まずは、「ターゲット設定」から。
ターゲット設定は、一見パターンが少なく見えますよね。
例えば、ギター教材を売るなら「初心者」、「中級者」、「上級者」、「男性」、「女性」など。
しかし、実はもっと細かく分けることが出来るのですよ。
というか、ビジネスにおけるターゲット設定は、こんなふわっとしたものはなく、もっと「明確」に絞りこまないと競合には勝てません。
ターゲット設定の例は、「以下」の通り。
- ターゲットの性別
→男性、女性 - ターゲットの年齢
→10代、20代、30代、40代~ - ターゲットのレベル
→初心者、中級者、上級者 - ターゲットの悩みや個人的事情
→これからギターを始めたい、既にギターを弾いているが上達しない、若い頃に辞めたが再び弾きたくなった - ターゲットの目的
→趣味目的、モテたい、プロになりたい等 - ターゲットのギター
→エレキ、アコギ、クラシック - ターゲットのギタージャンル
→ロック、J-pop、アニソン、ハードロック、メタル等 - ターゲットの好きなバンド(またはギタリスト)
→GLAY、ラルク、B’zなど
いかがでしょうか?
ターゲット設定(ターゲットの情報)と言うのは、実はこれ位の要素があるのですよ。
このレベルで各要素を決め込めば、かなり「競合と差別化するターゲット設定」が出来上がります。
恐らく、あなたがイメージしていたターゲットは、これ程細かくは無かったと思います。
だから、そのままでは競合に負けて売れないということ。
ぜひ、「上記の各要素」をターゲット設定に盛り込んで下さい。
コンセプト設定
次は、「コンセプト設定」です。
簡単に言えば、
「自分の商品の売りは何で、購入者(ターゲット)にどうなって貰いたいのか?」
を決める要素です。
ここが無い、もしくは不明確(分かりづらい)ではターゲットに価値を感じて貰えませんし、仮にしっかりしていても「競合と似ている内容」だと商品は売れません。
例えば「ダイエット系」なら、以下の様な売りと目的になります。
- 健康的に痩せられる
→運動系ダイエットを扱う場合の売り - 料理も上達して一石二鳥
→食事改善系ダイエットを扱う場合の売り - 最速で痩せられる
→食事制限系ダイエットを扱う場合の売り - ガリガリでは無く、カッコよく痩せられる
→筋トレ系ダイエットを扱う場合の売り - 楽して痩せられる
→サプリや電動器具系ダイエットを扱う場合の売り - 胸の脂肪は落とさずに痩せられる
→筋トレ系ダイエットを扱う場合の売り
- ダイエットに成功して貰って、スタイリッシュな服を着こなせる様になって欲しい
- ダイエットに成功して貰って、健康的に生きて欲しい
- ダイエットに成功して貰って、自慢の父親(母親)になって欲しい
- ダイエットに成功して貰って、若い頃のスリムな体型を取り戻して欲しい
- ダイエットに成功して貰って、出産前の体型に戻って欲しい
- ダイエットに成功して貰って、婚活に成功して欲しい
- ダイエットに成功して貰って、異性にモテる様になって欲しい
この様に、「自分の商品の売りと目的」を明確にすることで、ターゲットに価値を感じて貰い易い商品を作れるのです。
キャッチコピー設定
最後は、「キャッチコピー設定」です。
このキャッチコピーは、商品販売ページやメルマガ登録ページの冒頭に「画像付きヘッダー」として表示されるものが分かり易いですね。
このキャッチコピーが魅力的であればある程、メルマガ登録率は上がりますし商品購入もされ易くなります。
またこのキャッチコピーは、通常の発信(ブログやSNSの投稿、メルマガ内容)にも使用する為、明確に決めることで「一貫した内容」で商品セールスまでの導線を繋ぎ、成約を取ることが出来ます。
その為、キャッチコピーは事前戦略の最終段階にして、「あなたのコンテンツ販売が成功するか否か」を決める超重要な要素なのです。
またキャッチコピーには「売れるテンプレート的な要素」があり、以下の通り。
- 新しさ
→そのジャンルで見たことが無い新しい売り - 意外性
→おきまりのフレーズとは違う、意外な売り - 早さ
→より短期間で成果を出せること - 簡易性
→より簡単に成果を出せること - 確実性
→高確率で成果を出せること - 持続性
→その成果を継続させられること - 大きな成果
→制作者の自分や購入者が大きな成果を出したこと - 限定性・緊急性
→自分からしか買えない、期間限定の販売など
基本的に、「上記の要素」を満たしている商品ほど売れ易くなります。
メルマガ登録ページであればより登録され易いですし、その販売ページからも売れ易くなります。
これに、先程のターゲットやコンセプトを組み合わせることで、「売れる商品」&「それを売る仕組み」を作ることが出来るのです。
因みに、上記の全てをキャッチコピーに盛り込む訳ではありませんよ。
全てを盛り込むと文章量が膨大になるので、「中でも特にあなたが自信がある要素」、または「自分のジャンルに向いている要素」を抜き出して使います。
それ以外は、メルマガ登録ページや販売ページの本文で「メリット」として1つ1つ掲示していくので、結果的には1つも無駄にはせず全てを使います。(ステップメール内でも使います)
まあ、上記の要素はちょっと複雑なので、簡単に言えば以下の様に作れば「売れるキャッチコピー」を簡単に作ることが出来ます。
- 少ない時間
- 少ない労力
- より早く
- より確実に
- 大きな成果
これをベースに作るだけでも、十分「売れるキャッチコピーの原型」は作れます。
また、「商品名」は以下の要素を基に作って下さい。
- 一般用語×専門用語
- インパクトがあるもの
- メリットが一目で分かるもの
因みに僕はバイクに乗るのですが、冬場は「ヒートテック的なインナー」が必需品なのですね。
ある時ドン・キホーテのヒートテックコーナーに行くと、様々なメーカーのヒートテックが大量に置いてありました。
その中でひときわ目を引いたのが、「以下のキャッチコピー」です。
「まるで毛布!あったかインナー」
うろ覚えですが、こんな感じでした。
まずこの時点で類似商品の中でも目を引きますし、「その特性」というか「商品の売り」も一目で分かりますよね。
実際に触ってみると、初めての体験レベルでリアルに「毛布」の様なインナーでした。
当然それを上下合わせて買って、未だに愛用しています。
よって、こんな感じで「一目で内容やメリットが分かる商品名」&「キャッチコピー」を考えて下さい。
商品名が含まれたキャッチコピーの書き方の例としては、「以下」の様な構成になります。
- 商品名
- ターゲットの悩みを掲示
- 自分の実績やスキルを掲示
- 商品の売りと目的の掲示
- 限定性を掲示
ここでキャッチコピーの例文を書きたいのですが、メジャーなジャンルを選択するとそのジャンルを扱う当講座の参加者がこぞって真似するでしょう。
それでは差別化の意味が無くなり誰も得しないので、あえて「ニッチなジャンル」でキャッチコピーの例を書きます。
では、「赤ちゃんの寝かしつけ」でキャッチコピーを作りますね。
それが、以下の通り。
一度でぐっすり!赤ちゃんの寝かしつけの極意
赤ちゃんの寝かしつけで悩むシングルマザーの方へ
たった一度行うだけで即寝かしつけ、365日夜泣きせずに朝まで爆睡させる極意
今日から「毎日万全の状態で出勤できる快適な日々」を手に入れませんか?
ここまでが、基本的な「ベース」となるキャッチコピーです。
あとは、メルマガ登録ページや販売ページに沿った形で「限定性」や「緊急性」、「実績の掲示」などを加えることで、強力なキャッチコピーが完成します。
メルマガ登録ページや販売ページのキャッチコピーの作り方は、それぞれの項で解説します。
因みに、ここまで決めた「ターゲット」、「コンセプト」、「キャッチコピー」は紙などに書いてパソコン画面横に貼り付ける、もしくは作業中に目に見える場所において置くことを勧めます。
理由は、いつでも目に入る位置に置くことで、ズレを防げるからです。
せっかく決めた設定を、販売ページやメルマガ登録ページ、ステップメールを書いている内に忘れて、「ズレる」という現象はあるあるなんですよ。
そうなった場合、メルマガが最後まで読まれなかったり、販売ページのリンクがクリックされない、クリックされても商品が売れない羽目になります。
なので、必ず作業中に「目に入る位置」に置いておくことをお勧めします。
最後に
ここまでで、コンテンツ販売マスターメソッドお試し版は終了です。
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