販売戦略の練り方について
利益増大の仕組みを作るにあたって、「販売戦略」を練る必要があります。
とは言えそこまで難しいものではありません。
利益増大の仕組みでは、メルマガ登録の数日後にセールスする1つ目の商品に関連したものを扱えば良いのです。
主にメルマガ登録ページのキャッチコピーや内容で掲示した価値観というか、それに反応する見込み客が欲しいと思うであろうものを関連商品として複数作成し販売すれば良いのですから。
例えば1つ目の商品で「超初心者用ギターオンライン講座」を扱う場合は、以下の様な戦略を組むと売れやすいです。
- 2つ目の商品
→テクニカル系(早弾き等)に特化した教材
→購入しなかった人に向けて1か月後に再度販売 - 3つ目の商品
→リズムギターを鍛えるカッティング教材
→購入しなかった人に向けて1か月後に再度販売 - 4つ目の商品
→DTM(打ち込みで曲を作成するもの)マスター教材 - →購入しなかった人に向けて1か月後に再度販売
- 1~4つの商品を再度同じループで繰り返し販売
勿論、上記の例以外にも売れそうな商品を考えられるのであれば、もっと追加してもOKです。
因みに、他にも方法はありますよ。
①1つの商品ごとに全てサポートを付けて高単価で販売する方法。
②サポートを付けない売り切り商品とコンサルなどを、「1つの商品」として低単価と高単価の両方を用意し、毎回セットで販売する方法。
③サポートを付けない売り切り商品とコンサルなどを、「別々の商品」として分けて販売する方法。
まあ、あえて言うなら①か②のどちからが効果的ですね。
また、変わり種として「WEB広告運用ノウハウ」を教えるオンライン講座やコンサルを販売する場合は、全てをあなたが運用する「広告運用代行サービス」を商品にして仕組みのストックを増やす方法もおすすめです。
代行は、購入者が殆ど労力を掛けることなく楽に成果を出せる最高の商品なので、高単価かつ高い成約率で売れる可能性が高い為、利益増大の仕組みをより堅牢に出来ますから。
ターゲット設定をしよう!
まずは、「ターゲット設定」から。
利益増大の仕組みにおけるターゲット設定は、メルマガ登録ページや1つ目の商品LPで使用した基本ターゲットを意識して設定することが必須です。
その価値観を基にメルマガ登録者を集めている訳ですから、全く需要が無い層のズレたターゲットでは意味がありません。
ここを考えずに間違ったターゲット設定をしてしまうと、一切発信は刺さりませんし欲しいと思われる商品も作れない為、売れることはないです。
因みに、「僕のメルマガ登録ページ」と「1つ目の商品LP」のターゲット設定は以下の通り。
(○○の方への部分)
これを基に2つ目の商品のターゲットを決めていきます。
その結果、当講座の以下のターゲットを設定しました。
元々の1つ目のターゲットが求めそうな商品を販売する為の、2つ目のターゲットが出来ましたね。
これは、1つ目の商品で高単価・高成約率で商品が売れる仕組みを作った(講座に参加して)or作りたい(参加はしていないがこの目的でメルマガ登録したので)顧客または見込み客に、さらに利益を増大する為の仕組みの作り方を提供する講座として作成しました。
今あなたが当ページを読んでいるということは参加した何よりの証拠である為に、「需要がある正しい戦略だった」と言えますね。
上記の様に元のターゲットを意識しつつ、需要があり反応を取れそうな新ターゲットを設定することが、利益最大化の仕組み構築の為の複数商品を作成するコツです。
3つ目や4つ目、それ以降の商品を作成する際も同じ要領で行ってください。
コンセプト設定をしよう!
次は、「コンセプト設定」です。
これは
「自分の商品の売りは何で、それを購入することでどうなれるのか?」
を伝える部分ですね。
利益増大の仕組みにおいてはターゲット設定とは違い、コンセプトを販売する商品に合わせて新たに作成することが必須です。
よってコンセプト設定に関しては、新商品をゼロから考えるのと同じ要領で作成します。
因みに1つ目の商品にも言えることですが、ここが不明確(分かりづらい場合)だとターゲットに価値を感じて貰えませんし、仮にしっかりしていても「類似商品を扱う競合と似ているコンセプト」だと商品は売れにくくなります。
よって、あなただけの差別化した魅力的なコンセプトが必須なのです。
では、競合と差別化しつつ魅力的なコンセプトの作り方をお教えしますね。
例えば「ダイエット系」なら、見込み客が求めるコンセプトは以下なパターンに分かれます。
- 健康的に痩せられる
→運動系ダイエットの場合 - 料理も上達して一石二鳥
→食事改善系ダイエットの場合 - 最速で痩せられる
→食事制限系ダイエットの場合 - ガリガリでは無く、カッコよく痩せられる
→筋トレ系ダイエットの場合 - 楽して痩せられる
→サプリや電動器具系ダイエット場合 - 胸の脂肪は落とさずに痩せられる
→筋トレ系ダイエットの場合
- ダイエットに成功して貰って、スタイリッシュな服を着こなせる様になる
- ダイエットに成功して貰って、健康的に生きれる
- ダイエットに成功して貰って、自慢の父親(母親)になれる
- ダイエットに成功して貰って、若い頃のスリムな体型を取り戻せる
- ダイエットに成功して貰って、出産前のスリムな体型に戻れる
- ダイエットに成功して貰って、婚活に成功できる
- ダイエットに成功して貰って、異性にモテる様になれる
これらを参考に上記の売りと目的を明確にして(元のターゲットに響く内容を意識して)設定することで、あなただけの魅力的なコンセプトが完成します。
再度紹介しますが、「僕のメルマガ登録ページ」と「1つ目の商品LP」のコンセプトは以下の通り。
(専用テンプレートに当てはめるだけで~増やしませんか?までの部分)
これを基に2つ目の商品のコンセプトを決めていきます。
その結果、当講座の以下のコンセプトを設定しました。
(専用テンプレートに当てはめるだけで~最大化させませんか?までの部分)
コンセプト設定の際は、「ターゲット」で設定した単語(上記の例で言うなら集客した見込み客、最大化など)を同様に使うことが成約率を高めるコツです。
ここがズレていると(使う言葉が違ったり単語が足りない等)反応を取れない為、必ず意識して下さい。
また、数字を使うことも成約率を高めるコツです。
ただの「集客した見込み客から利益を出したノウハウ」より、【10万円の広告費で集客した見込み客から100万円の利益を出したノウハウ】の方が成果が明確であり、反応を取りやすいからです。
ギターであれば、「1日○○分の練習で速弾き出来る様になった」、ダイエットであれば「○○か月で○○キロ痩せた方法!」などですね。
キャッチコピー設定をしよう!
最後は、「キャッチコピー設定」です。
このキャッチコピーは、商品販売ページやメルマガ登録ページの冒頭に「ヘッダー画像」として表示されるものが分かり易いですね。
このキャッチコピーが魅力的であればある程、商品が売れやすくなります。
その為、キャッチコピーは「あなたのコンテンツ販売が成功するか否か」を決める超重要な要素だということ。
キャッチコピーには「売れるテンプレート的な要素」があります。
それが以下の通り。
- 新しさ
→そのジャンルで見たことが無い新しい売り - 意外性
→ありきたりのフレーズとは違う、意外な売り - 早さ
→より短期間で成果を出せること - 簡易性
→より簡単に成果を出せること - 確実性
→高確率で成果を出せること - 持続性
→その成果を継続させられること - 大きな成果
→制作者の自分や購入者が大きな成果を出したこと - 限定性・緊急性
→自分からしか買えない、期間限定の販売など
基本的に、「上記の要素」をより満たしている商品ほど売れ易くなります。
これに、先程のターゲットやコンセプトを組み合わせることで、成約率が高い「商品」(販売戦略)&「それを売る仕組み」(商品LPやメルマガ)を作ることが出来るのです。
因みに、必ずしも上記の全てをキャッチコピーに盛り込む訳ではありません。
全てを盛り込むと文章量が膨大になるので、「中でも特にあなたが自信がある要素」、または「自分のジャンルに向いている要素」を抜き出して使います。(需要がある範囲で)
それ以外は、メルマガ登録ページや販売ページの本文で「メリット」として1つ1つ掲示していくので、結果的には1つも無駄にはせず全てを使います。(ステップメール内でも使います)
まあ、上記の要素はちょっと複雑なので、簡単に言えば以下の様に作れば「売れるキャッチコピー」を簡単に作ることが出来ます。
- 少ない時間で
→たったの○○日で~
- 少ない労力で
→○○するだけで~ - より確実に
→○○できなかったら返金
→○○できるまで永久サポート - 大きな成果を得られる
→○○キロ痩せた方法を伝授
→○○円売った方法を公開
これをベースに作るだけでも、十分「売れるキャッチコピーの原型」は作れます。
また、「商品名」は以下の要素を基に作って下さい。
- 一般用語×専門用語
- 内容やメリットが一目で分かるもの
→かっこつけた小難しい英語のみはNG - インパクトがあるもの(必須ではないが出来れば効果大)
因みに僕はバイクに乗るのですが、冬場は「ヒートテック的なインナー」が必需品なのですね。
ある時ドン・キホーテのヒートテックコーナーに行くと、様々なメーカーのヒートテックが大量に置いてありました。
その中でひときわ目を引いたのが、「以下のキャッチコピー」です。
「まるで毛布!あったかインナー」
うろ覚えですが、こんな感じでした。
まずこの時点で類似商品の中でも目を引きますし、「その特性」というか「商品の売り」も一目で分かりますよね。
実際に触ってみると、初めての体験レベルでリアルに「毛布」の様なインナーでした。
当然それを上下合わせて買って、未だに愛用しています。
他にも、「すっきりフルーツ青汁」なんかも優秀なキャッチコピーですね。
よって、こんな感じで「一目で内容やメリットが分かる商品名」&「キャッチコピー」を考えて下さい。
たまに見かける「小難しい英語のみの商品名」(キャッチコピー)は、一目では内容が分かりにくいのでお勧めしません。
「誰でも一目で内容や売りが分かる様にすること」
が商品販売におけるキャッチコピーの必須条件なのです。
小説で使われる文章と商品を売る為の文章は別物である為、ここは間違えないで下さい。
因みに商品名が含まれた売れるキャッチコピー(主に商品LPのヘッドコピーで使用するもの)の書き方の例としては、「以下」の様な構成になります。
- 商品名
- ターゲットコール
→叶えたい目的を掲示 - 簡易性や即効性、商品の売りの掲示&購入することで叶えられる成果の掲示
- 自分の実績やスキルを掲示
- 限定性を掲示
再度紹介しますが、「僕のメルマガ登録ページ」と「1つ目の商品LP」のキャッチコピーは以下の通り。
(専用テンプレートに当てはめるだけで~売れる!の部分)
これを基に2つ目の商品のキャッチコピーを決めていきます。
その結果、当講座の以下のキャッチコピーを設定しました。
(専用テンプレートに当てはめるだけで~作れる!までの部分)
僕の場合は簡易性を採用し、「専用テンプレートに当てはめるだけで~」というフレーズを使って、初心者でも簡単に出来ることを伝えています。
簡易性の他の例で言うなら、「とある法則に当てはめるだけで~」、「○○するだけで~」というのが効果的ですね。
有名なもので言えば、英語教材のスピードランニングでは、「聞き流すだけで~」という簡易性が使われて大きな成果を出してます。
因みに、別に僕と同じ簡易性に拘らなくても良いですよ。
即効性(最速○○日で~)や、持続性(半永久的に効果が続く~)など、あなたの扱う商品に合ったものを採用して下さい。
ただし、これは「購入者が現実的に達成できること」を前提に決めて下さいね。
嘘は誇大表現になりますから。(最速1週間で月100万円稼げる等はNG)
ここまでが、基本的な「ベース」となるキャッチコピーです。
あとは、商品LPに沿った形で「限定性」や「緊急性」(上記の例では「3日間限定」で販売します等)を加えることで、強力なキャッチコピーが完成します。
当たり前ですが、作るキャッチコピーは「この世であなただけのもの」を作成して下さいね。ここが競合と被っていいたら差別化の意味が無いので。あなたのキャッチコピーを後から誰かに真似されるという場合は仕方ないですが。
因みに、ここまで決めた「ターゲット」、「コンセプト」、「キャッチコピー」は紙などに書いてパソコン画面横に貼り付ける、もしくは作業中に目に見える場所において置くことを勧めます。
理由は、いつでも目に入る位置に置くことでズレを防げるからです。
せっかく決めた設定を、商品LPやステップメールを書いている内に忘れて、「ズレる」という現象はあるあるですから。
そうなった場合、内容がズレるのでメルマガが最後まで読まれなかったり、販売ページのリンクがクリックされない、クリックされても商品が売れない羽目になります。
なので、必ず作業中に「目に入る位置」に置いておくことをお勧めします。
キャッチコピーは、上記の様に「画像」で作成して下さい。(Canvaなどの作成ツールで作れます)
ここで設定したキャッチコピーは後に作成する商品LPや、ステップメール内でも使用します。
問題提起
次は、「問題提起」を設定します。
これはいわゆる、
「こんな悩みを抱えていませんか?」
という問いかけです。
当講座の問題提起は以下の通り。
基本的の売れるターゲット設定のコツは、「一人の人間をイメージすること」なので問題提起の数は少なくした方が効果的です。(4個くらいまで)
まずは思いつくだけあなたのターゲットの悩みを書き出し、その中から「あなたがより解決できる悩み」(需要を意識して)「3~4個ほど」を採用して下さい。
問題提起は、上記の様に「画像」で作成して下さい。(Canvaなどの作成ツールで作れます)
ここで設定した問題提起は後に作成する商品LPや、ステップメール内でも使用します。
問題提起で挙げた悩みを放置した際に訪れる最悪の未来を設定する
次は、「問題提起で挙げた悩みを放置した際に訪れる最悪の未来」を設定しておきます。
これは先程と同じく、後に作成する商品LPやステップメール内でも使用します。
その為、先に設定しておくことで後の構築が楽になる為、この戦略編で決めておきましょう。
具体的には問題提起で掲示した見込み客の悩みに対し、「それを解決せず放置した場合の最悪な未来」を具体的にイメージさせることを意識して1つ1つ具体的に設定します。
以下の様な書き方で設定しメモするなどして、保存しておきましょう。
この悩みを放置すると○○になります。(※これは例文なので、問題提起に合った言葉で適切に変えて下さい。)
○○~(その悩みを放置した際に訪れる最悪の未来を具体的にイメージさせる。※実体験を伝えられればより良い)
また、○○にもなります。(※これは例文なので、問題提起に合った言葉で適切に変えて下さい。)
○○~(その悩みを放置した際に訪れる最悪の未来を具体的にイメージさせる。※実体験を伝えられればより良い)
そして、○○にもなります。(※これは例文なので、問題提起に合った言葉で適切に変えて下さい。)
○○~(その悩みを放置した際に訪れる最悪の未来を具体的にイメージさせる。※実体験を伝えられればより良い)
最悪の未来をイメージさせる具体的な解説はこの段階で作っても良いですし、商品LPを作成する段階で設定してもOKです。
この項では、ベースとなるものを設定しておきましょう。
僕が当講座を販売する際に設定したものは、以下の通りです。
- 利益を増大させる仕組みを作らないと瞬間的な集客に完全に依存することになる為、安定させたり大きな収益を得る難易度が高まる
- 利益を増大させる仕組みを作らないとシステム上のトラブルが起きた時に収益が安定しなくなる
- 利益を増大させる仕組みを作らないと広告集客の場合、利用者の増加で獲得単価が上がった際に黒字化できなくなるリスクがある
- 仮に利益を増大させるノウハウを入手できたとしても、あなたの実践環境やジャンルに適合したノウハウではない場合は成果を出せなくなるので時間とお金、労力の無駄になる
これを参考に設定して下さい。
問題提起で挙げた悩みを解決した後の理想の未来を設定する
次は、「問題提起で挙げた悩みを解決した後の理想の未来」を設定します。
これは先程と同じく、後に作成する商品LPやステップメール内でも使用します。
その為、先に設定しておくことで後の構築が楽になる為、この戦略編で決めておきましょう。
具体的には、
「その悩みを解決するとどうなれるのか?」
を1つずつ設定して下さい。
「問題提起で掲示したターゲットの悩みを解決した際の理想の未来」を伝え、イメージさせましょう。
以下の様な書き方で設定しメモするなどして、保存しておきましょう。
○○(自分の売り)ダイエットで痩せると、○○が出来ます。(※これは例文なので、問題提起に合った言葉で適切に変えて下さい。)
○○~(実体験を基にその理想の未来を手に入れ、成功した未来をイメージさせる)
また、○○も出来ます。(※これは例文なので、問題提起に合った言葉で適切に変えて下さい。)
○○~(実体験を基にその理想の未来を手に入れ、成功した未来をイメージさせる)
次に、○○も出来ます。(※これは例文なので、問題提起に合った言葉で適切に変えて下さい。)
○○~(実体験を基にその理想の未来を手に入れ、成功した未来をイメージさせる)
最高の未来をイメージさせる具体的な解説はこの段階で作っても良いですし、商品LPを作成する段階で設定してもOKです。
この項では、ベースとなるものを設定しておきましょう。
僕が当講座を販売する際に設定したものは、以下の通りです。
→集客数を必要以上に増やさなくても安定して大きな収益を得られるので、市場を枯れさせることなく反応を取り続けられる
→一時的に集客数が減るor集客できなくなっても過去に集客した見込み客から継続して収益を生める
→掛けた広告費が10倍になって返って来る仕組みなので、獲得単価が上がってもほぼダメージは無くなった
→あなた専用である個人ノウハウ系コンテンツ販売者専用の利益増大ノウハウなので再現性が高い
これで戦略設定は終了です。
あとは後に作成する商品LPやステップメールをこれら(ターゲット、コンセプト、キャッチコピー、問題提起、最悪の未来、最高の未来)を参考にして書くことで、サクサク構築することが出来ます。